特発性神経痛は、診察や生化学検査、または画像検査などを行っても痛みの原因を特定することが出来ない神経痛のことであり、原因がはっきりしている症候性神経痛に対峙する言葉として用いられています。
神経痛の種類としては、上腕神経痛・舌咽神経痛・後頭神経痛・三叉神経痛のうち症候性に属さないものなどが挙げられます。
鍼灸治療は「特発性神経痛」の症状である各部の鋭い痛みに対し、鎮痛作用で痛みを緩和するとともに、原因ともされる疲労・ストレス・冷え・血管圧迫などに対しても、疲労回復作用・精神安定作用・血流改善作用・体温調節機能などを用いて特発性神経痛の再発を予防するのです。