夜尿症(おねしょ)

夜尿症(おねしょ)とは

夜尿症は、俗に「おねしょ」とも言われ、5歳を超えても1ヶ月に1回以上の頻度で夜間睡眠中に尿失禁が生じる疾患で、主に3ヵ月以上続くものを指します。

原因により、膀胱容量は正常であるものの一晩の尿量が多い「夜間多尿型」、膀胱の機能が未成熟である「膀胱型」、それら2つのタイプが合併した「混合型」という3つのタイプに分かれます。

また夜尿症は子供だけが発症する疾患ではなく、大人にも起こります。

原因は、加齢・睡眠障害・自律神経失調・ほかの疾患によるものなどがあり、大人も治療を必要とします。

鍼灸治療による夜尿症(おねしょ)に対するアプローチ

鍼灸治療は「夜尿症」の症状である夜間の尿失禁に対し、排尿障害改善作用・膀胱運動抑制作用・自律神経調節作用・老化防止作用などを用いて夜尿の頻度を減らし、覚醒時にのみ排尿ができるよう調整していくのです。

夜尿症(おねしょ)の症状

夜間睡眠中の尿失禁

夜尿症(おねしょ)の原因

覚醒障害・抗利尿ホルモンの夜間分泌不足・排尿抑制機能の未成熟・自律神経失調・睡眠障害・加齢・ストレス など

夜尿症(おねしょ)の検査

尿検査・血液検査・除外診断検査・腹部超音波検査・X線検査・MRI検査・尿残量測定 など

夜尿症(おねしょ)の治療

薬物療法・アラーム療法・生活指導・行動療法・鍼灸治療 など