持続性抑うつ障害(気分変調症)

持続性抑うつ障害(気分変調症)とは

持続性抑うつ障害(気分変調症)は、うつ病ほど急性かつ重篤な病症を示すものではないものの、成人なら2年以上、子供や青年なら1年以上、比較的軽度なうつ気分が慢性的に続く精神疾患で、気力の減退・自尊心の低下・絶望感などの抑うつ症状以外にも、食欲の減退や増加・不眠や過眠・集中力低下・決断困難・疲労感などの症状も現れます。

そのため日常生活や社会生活に大きな支障を及ぼすとともに、食欲の変化や睡眠状態の変化も伴うため、健康状態も悪化していく恐ろしい病気なのです。

鍼灸治療による持続性抑うつ障害(気分変調症)に対するアプローチ

鍼灸治療は、精神や情動に関与する脳内神経物質であるセロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンなどを分泌させる作用があるとともに、自律神経調節作用・精神安定作用などの作用も有するため「持続性抑うつ障害(気分変調症)」の症状である気力減退・自尊心低下・絶望感・食欲減退・食欲増加・不眠・過睡眠・集中力低下・決断困難・疲労感などを抑止・軽減するのです。

持続性抑うつ障害(気分変調症)の症状

気力減退・自尊心低下・絶望感・食欲減退・食欲増加・不眠・過睡眠・集中力低下・決断困難・疲労感 など

持続性抑うつ障害(気分変調症)の原因

気質的要因・環境的要因・遺伝的要因・生理学的要因・ストレス など

持続性抑うつ障害(気分変調症)の検査

問診・DSM-5診断・ICD-10診断・除外診断検査 など

持続性抑うつ障害(気分変調症)の治療

薬物療法・心理療法・認知行動療法・鍼灸治療 など