浅田鍼灸専門院

尿閉とは

尿閉は、膀胱に尿がたまっているにもかかわらず、排尿ができない状態です。

急激に起こる「急性尿閉」と、徐々に進行する「慢性尿閉」に分けられます。

原因には、前立腺肥大症、神経障害、尿道の閉塞、膀胱の収縮力低下、薬剤の影響などがあり、男性に多くみられます。

症状としては、強い尿意があるのに出せない、下腹部の膨満感や痛み、排尿困難などがあり、急性の場合は強い苦痛を伴います。
尿閉は放置すると腎機能に悪影響を及ぼすことがあるため、早期の対応が重要です。

鍼灸治療は「尿閉」に伴う排尿困難・残尿感・下腹部膨満感・痛み・精神的緊張などの症状に対して、自律神経調節作用・膀胱機能改善作用・血流促進作用・精神安定作用を用いて、排尿機能の正常化を図ります。

「尿閉」は膀胱排尿筋の収縮障害や尿道の通過障害、自律神経の乱れ、精神的ストレスなどが関与して発症します。
鍼刺激は交感神経と副交感神経のバランスを整え、膀胱の収縮・弛緩を適切に調節することで排尿を円滑にします。

また、骨盤内の血流を改善することで膀胱や尿道の機能を高め、残尿感や膨満感を軽減します。
さらに、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を調整することで精神的緊張を緩和し、尿閉に伴う不快症状の改善につながります。

継続的な施術により、体質改善や再発予防を目指すことが可能です。

尿閉の症状

自力で尿が出ない・強い尿意・下腹部の張り感・膀胱部の圧迫感・膀胱部の不快感・激しい疼痛・頻脈など

尿閉の原因

前立腺肥大・神経障害・尿道の閉塞・膀胱機能の低下・薬剤の副作用・外科手術後の影響・ストレスなど

尿閉の検査

問診・腹部診察・尿検査・残尿測定・膀胱超音波検査・尿道カテーテル検査・膀胱内圧検査・前立腺検査（男性）・神経学的検査・薬剤使用歴の確認など

尿閉の治療

生活習慣の改善・水分摂取の調整・排尿姿勢の工夫・膀胱訓練・薬物療法・カテーテル留置・鍼灸治療など

尿閉でお悩みの方は
約100年の歴史を持つ浅田鍼灸専門院へご相談ください(☎ 072-263-5420072-263-5420)

高石市、堺市、泉大津市、和泉市、大阪市から多くの方が来られています。他の地域の方もぜひ一度ご連絡ください。